主婦向け ネイルの学び方・働き方

主婦向け ネイルの学び方・働き方
「主婦だけど、ネイリストになりたい!」「子どもがいてもネイルの勉強できるのかな?」
ネイルが好きな方の中には、そう思っている方もいらっしゃるかと思います。
ご家族やお子さんがいていろいろな制約がある中でもネイルは勉強できるし、ネイリストとして働いている生徒さんもたくさんいらっしゃいます!
主婦の方がこれからネイルの勉強をスタートしてネイリストを目指すためにはどうしたらいいか、一緒にみていきましょう。
ネイリストになるには?
ネイリストになるためには主婦でもそうでない方でもやるべきことは同じで、まずはネイルについて学ぶこと。
ネイリストはお客様の爪を預かる仕事なので、ネイルの技術やデザインだけでなく爪の状態や病気についてもしっかりと学んで知識や経験を積んでおかなければなりません。
ネイルを学んで技術も身についている証として、ネイル検定があります。
一般的にネイリストとしてプロとされるのが、ネイリスト検定2級以上&ジェルネイル検定中級以上と言われていますので、最低でもそのレベルを目指す必要があります。
ネイルの学び方
ネイルの勉強方法にはいくつかあります。
お子さんがいたりご家庭がある中で学ぶことももちろん可能ですが、ご自身の環境に合わせた無理のない学び方を選びましょう。
・通学
ネイルスクールに直接通って学ぶ方法です。
自分の都合に合わせて予約するフリータイム制のネイルスクールも多くあります。
例えばお子さんが学校に行っている平日の午前中を中心に予約するなど、ご自身のライフスタイルに合わせて通うことも可能です。
自分の目で見て学び、直接講師に技術を見てもらって指導を受けることが出来るのが最大のメリット。
費用は通信に比べて高額にはなりますが、その分通信に比べて検定合格率や就職率は格段に高くなります。
・通信
DVDなどで動画を見ながら自宅で学ぶことが出来ます。
繰り返しの練習が大切なネイル学習においては、戻して何度も見たりアップで手元が見られる動画での練習は向いています。
かかるお金は通学の半分かそれ以下になるので、費用が気になる主婦の方でも学びやすいでしょう。
デメリットは、講師に直接技術を見てもらうことが出来ないこと。
難易度の高い資格やハイレベルな技術を学ぶ際には、直接指導してもらう機会を持つ方が良いでしょう。
通信+スクーリングを併用したコースやオンラインコースを用意しているスクールもあります。
○どんな学び方でも大切なこと
ネイルスクールに通って学んでいても、自宅でしっかりと反復練習をしなければ技術は定着しません。
また通信で学んだとしても、上位級になればなるほど工程審査の配点比率が高くなるため講師の指導の必要性を感じるでしょう。
どんな学び方を選んでも、最終的には自分で時間をやりくりしたり、ご家族の協力を得ながらしっかりと環境を整えて頑張ることが出来るかが大切です。
仕事に繋げるために
ネイルを学んで技術を身につけた後はいよいよ就職活動ですが、主婦の方がネイルを仕事にするにはどのような方法があるのでしょうか。
気を付けるべきポイントと合わせて見ていきましょう。
○サロン勤務
ネイルサロンでは接客はもちろん、在庫管理や物販などサロンワーク全般が経験できることもあり、まずはサロンで働いてみたいと思っている方も多いと思います。
サロンのコンセプトやターゲットによってですが、基本的に土日も営業しているところがほとんどです。
またお仕事終わりに来店されるお客様に合わせて、遅くまで営業しているサロンもあります。
ご家庭を持つ主婦の方の場合、平日の夕方までの勤務を希望されている方が多いのではないでしょうか。
ご自身の希望に合う求人は多くなかったとしても、主婦層をターゲットにしているサロンや、同じような主婦のネイリストが多数在籍しているサロンなどを中心に問い合わせてみると良いかもしれません。
あるいは、まずご自身の環境を整えてある程度勤務時間の不安が解消される目途が立ってからサロン就職を考えるというのもひとつの方法です。
○サロン開業
美容関係の中でも、ネイルは比較的開業しやすいと言われています。
サロンでの勤務が難しかったとしても、ご自身で開業すればライフスタイルに合わせて働くことが可能です。
・自宅でホームサロン
自宅の一室をサロンとして開業する方法です。
開業の初期費用や家賃などが抑えられる他、家事育児との両立がしやすいのもメリット。
一方で仕事とプライベートの区切りが曖昧になりがちなので、ご家族の協力が不可欠になります。
また、集客のために広告を出す際などは住所の記載などにも注意が必要です。
・店舗を借りて開業
家賃や初期投資は必要になりますが店舗として集客がしやすく、プライベートと仕事のメリハリもつけることが出来ます。
のちに他のネイリストを採用して拡大していくことも可能。
・出張ネイル
固定の施術場所を持たないので、家賃などの固定費がかからないのが大きな魅力です。
しかし、すべて道具を持って移動しなければならないことと、出張先が施術しやすい環境とは限らない(机の高さや明るさなど)ことなどがデメリットとして挙げられます。
まとめ
新しいことを始めるのはとても勇気がいることです。
そして時間や行動範囲にどうしても制約が出てしまう主婦の場合はなおさらだと思います。
まずはこれからどんな自分になりたいかを考え、置かれている状況の中でできるだけ無理せず実現できる方法を選びましょう。
ネイルスクールのカウンセラーに相談してみると勉強方法や時間の捻出、金銭面などのついても聞くことができるのでオススメです。