ネイリストに向いている人は
ネイリストに向いている人は
「ネイルに興味があるけど、仕事として出来るのかな?」職業としてネイリストを目指す方にとっては、自分がネイリストに向いているか気になるものです。ここではネイリストの適正についてお伝えしていきます。
【おしゃれや流行にアンテナを張っていること】
今やおしゃれのひとつとして定着しているネイル。お客様もおしゃれや最新の流行に敏感な方が多くいらっしゃいます。
そんなお客様のおしゃれのお手伝いをするネイリストがまったくおしゃれや流行に興味がないと、魅力的なデザインを生み出し続けることができません。色々なところに出向いて感性を磨いたり、雑誌などに目を通して常に流行を把握することが苦にならない方はネイリストとして働くことを楽しめるでしょう。
【細かい作業が好きで、集中して取り組めること】
ネイルの技術は、細いラインを引く、爪の際まで塗るなど、細かい作業が多く少しのズレでもデザインが変わってしまいます。そんな細かい作業でも苦にならず楽しめる、手先が器用な人はネイリストに向いているといえます。
「細かいことは嫌いではないけど、得意ではない」という方でも、やる気があれば技術は後からついてくるものですので心配しすぎずにチャレンジしてみてください。練習を積んでいくことで、2時間ほどの施術時間も高い集中力を維持することができるようになっていきます。
【人に興味を持って、うまくコミュニケーションがとれること】
ネイリストに限ったことではなく、人とかかわる仕事においてコミュニケーション能力は不可欠といえます。特にネイリストの場合は、施術時間中お客様とマンツーマンで向き合う仕事です。お客様も様々な年代の方、ひとりひとりライフスタイルや好みの異なる方なので、その方に興味を持ってコミュニケーションをとる必要があります。
「コミュニケーション能力」というと難しいように感じますが、「お話することが好きで聞いてほしい」「ゆっくり過ごしたいからあまりおしゃべりしたくない」など、お客様がどんな方なのか知り、心地よい環境を提供したいと思う気持ちがあれば自然と上手くコミュニケーションがとれるものです。興味を持ってこちらからいくつか会話を投げかけてみて、お話が続くようなら聞き役に徹する、こちらがお話していてもあまりお話されないようなら自分の話ばかりするのではなくリラックスできる環境を提供してみる、などあくまでもお客様が主役だということを忘れずにいれば良いのです。
また、おしゃべりが得意ではない方は、まずは笑顔を絶やさずにいるよう心がけましょう。笑顔で真摯にお客様に向き合う努力ができる方は、きっと良いネイリストになれるはずです。
【体力があり、自己管理できること】
ネイリストは華やかなイメージですが、2時間ほどの施術時間は常に集中力を保ちながら同じ姿勢を続けなければなりません。また、忙しければゆっくり休憩を取れずに接客を続けることもあります。それでもお客様の前では顔に出さず、いつでも笑顔で安定した技術を提供しなければなりません。実はネイリストにはハードな面もあるため、体力があるに越したことはありません。そして心身の健康管理を自分でしっかり行えることはネイリストの適性のひとつといえます。
【ネイルが好きであること】
これまで挙げた適性ももちろん大切ですが、もっとも必要なことは「ネイルが好きな気持ち」を持っていること。いくら手先が器用でも、ネイルが好きで楽しめなければネイリストとしての適性があるとは言えません。
また逆に、ネイリストでも初めからすべての適性を備えている方ばかりではないのです。ネイルを始める前の方から、「絵が下手なんです」「細かいことをする時に手が震えます」という声も多く聞きます。でも実は絵がうまく描けるコツや手が震えないブラシの持ち方があって、それをスクールで教えてもらいながら少しずつ身につけていくのです。
苦手なことがあっても、「ネイルが好き」「もっと上手くなりたい」という気持ちを強く持って努力できるかどうか。
適性を考えすぎるのではなく、まずは自分を信じて一歩踏み出してみてくださいね。