ネイル検定とは
ネイル検定とは
ネイリストの資格を取得するための検定試験の中で、現在主流になっているのが「JNECネイリスト技能検定試験」と「JNAジェルネイル技能検定試験」です。ほとんどのネイリストがこの「JNECネイリスト技能検定試験」と「JNAジェルネイル技能検定試験」両方の資格取得を目指して勉強しています。ネイリスト採用の応募基準として、「ネイル検定2級」や「ネイリスト検定1級」が設定されている場合、「JNECネイリスト技能検定試験」のことを指します。
JNECネイリスト技能検定試験について
1997年にスタートしたネイリスト技能検定試験は、公益財団法人日本ネイリスト検定試験センター(JNEC)が主催する、正しいネイルの技術と知識の向上を目的とした検定試験です。その受験者数や有資格者はネイルの検定試験としては最も多く、ネイル業界でも最も権威と歴史のある資格となっています。1級を最高とし、1級、2級、3級の段階に分かれていて、各級すべてに実技試験と筆記試験があります。無資格者は必ず3級から受験し、合格者のみ次の級に進むことができます。
JNAジェルネイル技能検定試験について
ジェルネイル技能検定試験を主催するのは、日本のネイル団体の中でもっとも大きいとされる日本ネイリスト協会(JNA)です。お客様が安心して施術を受けられる健全なジェルネイルの普及を目的に2010年から実施されており、プロとして、サロンワークでジェルネイルを施術するために必要な理論と技術の修得を問う資格試験となっています。上級を最高とし、初級、中級、上級と分かれていて、各級ともに実技試験と筆記試験(上級はなし)を行います。ジェルネイル技能検定試験には、ジェルネイルだけでなくポリッシュ(マニキュア)カラーリングやネイルケアも含まれています。
資格取得の重要性
日本国内のネイルに関わる資格は国家資格ではなく取得の義務はありませんが、ネイリストとして活躍するためには資格の取得はとても重要です。それには次のような理由があります。
・資格検定で出題される技術や内容はプロネイリストとして身につけておくべき基礎知識であり、合格することによってそれが適切に身についている証明になる。
・ネイルサロンの求人では資格取得を採用条件にしているところが多いため、就転職に有利になる。
・資格を持っていることでお客様への信頼や安心感、ひいては自分の自信に繋がる。
資格を取得しているかどうかはネイリストとして大きな差になります。プロネイリストを目指す方にはとても重要になるため、資格を取得しておくことをおすすめします。