サロンワークについて vol.2
サロンワークについて vol.2
ここでは、サロンワークやそれにまつわることについて説明します。
ネイリストの業務と一日の流れ(ネイルサロン勤務の場合)
ネイリストにはお客様への施術以外にも様々な業務があります。
《業務内容一例》
予約表作成/レジ現金管理/清掃/電話対応/ネイル関連商品販売/ネイル施術/サンプル作成/他スタッフへのアシスト/チラシ配布/備品発注/カルテ記入/売り上げ計算/ミーティング/器具の消毒等。
その他、役職・役割により、新人スタッフの指導や全体スタッフへの技術指導、売り上げ管理などの業務が発生する場合があります。
○ネイリストの一日の流れ(ネイルサロン勤務の場合)
ネイルサロン勤務のネイリストの場合は、早番や遅番などシフト制での勤務がほとんど。店舗によってお店のピーク時間や開閉店時間、一人当たりのお客様の施術時間などが異なります。下記はあくまで早番勤務の一例となります。
9:20 早番出勤
着替えを済ませた後、サロン内の掃除やセッティング、材料の補充、レジ準備、当日のご予約の確認、ご来店のお客様のカルテ出しなどを行います。
10:00 開店、サロンワーク
サロンのオープンです。ご予約のお客様がいらしたら施術に入ったり、ご来店のお客様の対応、電話応対などを行います。
12:00 お昼休憩
基本的にはお昼休みを一斉に取ることはなく、自分の予約枠が空いている時にあわせてスタッフが順番に休憩に行きます。
13:00 サロンワーク
ご予約のお客様の施術、空いている時間はアートサンプルの作成やパンフレットの補充、チラシの配布などを行います。その他、売上・日報入力やカルテ記入、材料の発注業務などを行います。
18:30 早番退勤
勤務終了です。遅番スタッフへの引継ぎや、明日の予約の確認やカルテ出しなどを行い、着替えを済ませて退社します。その他、サロンで定めるテストや検定が近い場合は残ってスタッフ同士練習をする場合もあります。
スキルアップの重要性
ネイルの技術やデザインはどんどん変わっていきます。
多くのお客様の施術を経験するほど、個々の爪の違いやジェルのメーカー特性、自分の苦手分野等々…気になることやもっと勉強したいことが出てくるでしょう。多くのネイリストが、練習を重ねたりセミナーに参加したり、日々努力しながら自分のスキルを磨いています。働き始めてからも、新しいことを学んだりしながらスキルアップしていくことは、ネイリストとしてとても大切なことです。しかし、働きながら資格を取得(特に、JNECネイリスト技能検定1級等、難易度の高いもの)することは、日常的なサロンワーク用の練習だけでなく受験のための練習時間も必要となりますので、無理をしすぎてしまったりすることもあるでしょう。
取得できる機会があるようなら、なるべくスクール在学中に多くの資格を取得しておくことをおすすめします。