一般主婦から認定講師までのネイリストへの道のり vol.1
一般主婦から認定講師までのネイリストへの道のり vol.1
ここから紹介するのは実際私が経験したお話しになります。
<プロフィール>
当時25才 / 主婦歴5年 / 子供4才・1才(男2人)
仕事 / クリーニングのパート 朝9:30~15:30までのパート
主人は建設業 / 当時24才 アパート暮らし
きっかけは自爪のコンプレックス
当時、いまのように簡単にネイルができる時代ではありませんでした。ジェルネイルが普及し始めた近年では、多くの方々がおしゃれとして楽しめる時代になりました。当時、ジェルネイルがなく、スカルプチュアといって、人工的にアクリルで長さだしをしてデザインする方法しかなく、施術単価も1回15000~20000円と高くて、主婦の私が毎月通える金額ではありませんでした。
しかし、当時の私には自爪を触る癖があり、自爪を伸ばしたりできず、深爪に悩んでいました。保育園でのお母さん友達、周りの友達、当時爪のおしゃれといえば、自宅でマニュキアを塗るくらいでしたが、自爪が短い私は、爪のおしゃれと全く無縁でした。
そのコンプレックスが嫌で、自分自身でも何度も癖を直そうとしてました。そんな時偶然友達に相談していたら、全く無縁のネイルサロンをしていたネイリストさんを紹介してもらい、自分のコンプレックスの相談にいきました。
そのときの感動は今では忘れられません。
今までネイルサロンとは全く無縁だった私には全てが初めてで、ネイリストさんがとても丁寧に説明したくれたのを今でも鮮明に覚えています。
スカルプ施術
まず、コンプレックスである深爪の対処法について、体に無害であるアクリルネイルといって、人口的に爪を作るスカルプ施術をしてもらいました。施術時間はだいたい2時間くらいでした。アクリルスカルプチュアは、施術中痛みもなく、(少し液体がシンナーっぽい匂いがしますが)、施術工程一つ一つが感動でした。
スカルプチュア施術工程
手指消毒
自爪のサンディング(アートの持ちをよくするために、現在ジェルネイル施術工程でも行われています。)
レプライマー(自爪の表面の油分水分除去)←こちらも、(アートの持ちをよくするために、現在ジェルネイル施術工程でも行われています。)
プライマー アクリルネイルの密着性を高めるため、自爪全体に薄く塗布します。
アクリルネイル専用ネイルフォームを自爪に装着
アクリル専用の筆にアクリルリキッドふくませて、アクリルパウダーをとる
筆にアクリルリキッドふくませて、アクリルパウダーをとる←ミクスチャーとよびます
ミクスチャーを筆で操作して、爪の長さを人口的に作っていきます。ミクスチャーは、ジェルネイルのようにUVライトに入れないと固まらないのではなく、時間が経てば自然と固まり、形を綺麗に作るには、スピードと繊細な技術が必要でした。
10本長さが作れたら、フォームを外します。長さ、形、表面をネイルファイルで削り整えていきます。最後に、トップコートを塗って完成。そんな流れでした。
一般主婦から認定講師までのネイリストへの道のり vol.2
へ続きます。おたのしみに☆