ネイルサロン開業準備

ネイリストの将来性は?

ネイルサロンの開業を考え始めたら、開業にあたってまずどのようなことをするべきか知っておきましょう。ここでは開業準備をおおまかにまとめています。自分が足りていない知識や経験がないか確認しましょう。

ネイルサロン開業に必要な『自分の』準備

ネイルサロンを開業するためにはさまざまな準備が必要です。特に開業に必要な『自分の』ための準備について説明します。

【知識や技術・資格の準備】
自分のサロンを持つということは、自分の技術を看板に掲げるということ。自分を気に入ってもらい繰り返し来店していただくためには、高いレベルの技術の知識が必要です。その証明として資格を取得していると自分もお客さまも安心ですし、難易度の高い資格ほど信頼感があります。また、ネイルサロンの衛生管理についてもきちんと学ぶ必要があります。JNAが行っているネイルサロン衛生管理士資格も併せて取得しておくと安心です。

【サロンオーナーとしての準備】
どんなに小さなサロンでも、開業すれば立ち上げた人は「サロンオーナー」になります。きちんと利益を出していくためには、ネイルの技術はもちろん、経営学も勉強して経営のための知識を習得するよう開業前から準備をしていきましょう。セミナーなどに積極的に参加してみるのもおすすめです。

ネイルサロン開業に必要な『店舗の』準備

『自分の』準備とともに、ネイルサロンを開業するために必要な準備もあわせて進めていきましょう。

【開業資金の準備】
比較的少ない資金でも開業できてしまうネイルサロンですが、自己資金で足りるからと開業してしまい、実際にオープンしてからの運転資金が足りないなんていうこともあります。さらに、開業時から従業員を雇う場合は、多めに運転資金を準備しておくと安心です。計画的に自己資金の準備をしましょう。

【事業計画の準備】
開業前に事業計画をしっかり立てておくことがとても重要です。以下のポイントをそれぞれしっかりと押さえて開業前に準備しておきましょう。

1.店舗理念・コンセプト
2.市場調査、サービスの特徴
3.価格設定
4.マーケティング戦略、集客方法
5.サロン経営上の問題点・リスク
6.競合サロン分析
7.事業スケジュール
8.人員計画

事業計画を立てる際には事業計画書を書きましょう。事業計画書のそれぞれの項目についてしっかり考え、準備できるかどうかが成功への大きな分かれ道になります。

事業計画を立てたことがある方はあまり多くないかもしれません。経営セミナーに参加してみるのも良いでしょう。開業サポートが充実しているネイルスクールでは、事業計画の立て方や書き方のポイントなど教えてくれたりしますので活用してみるのもひとつです。

【物件の準備】
コンセプトやターゲットを設定したら、オープンしたい立地を検討します。開業資金や自身のライフスタイルにあわせて店舗の形態を選びましょう。

ホームサロン(自宅開業)
プライベートサロン(自宅以外のマンションの一室など)
併設サロン(美容室やエステサロンなどの店舗の一角)
出張サロン(時間単位で場所を借りるかお客様の自宅へ伺う)
フランチャイズサロン(複数店舗ある大手ネイルサロンの店舗オーナー)

マンションの場合、商用の利用が認められている物件でないと開業できないので注意が必要です。契約の際には部屋の使用用途を伝えた上で、商用使用ができるか必ず確認しましょう。

【宣伝広告の準備】
サロン開業の成功のカギは集客方法といっても過言ではないくらい、最も重要と言えるでしょう。HPやブログの制作・運営など開業前からの準備ができるものはしておきましょう。またfacebookやInstagram、TwitterなどのSNSの活用は、お店の存在をたくさんの人に知ってもらうのに非常に有効なツールです。競合はどのように集客しているのか、他業種で成功している例なども勉強しておくといいでしょう。チラシや名刺の作成準備、広告掲載の媒体検討などもあらかじめしておくと、必要な時にスムーズに動くことができます。

ネイルサロンの開業準備をおおまかにまとめましたが、いかがでしたか。かなり短時間で進める人もいますが、初めて開業をする人はじっくり時間をかけて準備していくことをおすすめします。自分の理想のサロンをあれこれ考える時間も楽しいもの。前もって準備できることを少しずつ進めながら、自分だけのサロンを築いていきましょう。

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