キューティクルニッパーのお手入れ

キューティクルニッパーのお手入れ

「最近切れ味が悪いな~」「なんか違和感があるけど…」と感じたら、そろそろ買替えを考えるようになるのではないでしょうか。確かに切れないと感じた場合は、買替えのタイミングのひとつです。切れなくなったという感覚はすぐにわかる方も多いと思いますが、違和感に関しては刃先が曲がっていることや刃先が欠けていることによって感じているかもしれません。刃先の内側を触ったときに引っ掛かりを感じる、刃を閉じたときに刃先の内部に隙間があるというような場合はその可能性もあります。

扱い方について一度見直しを

技術が上がっていくと、刃がダメになっているのかはだんだんわかってくるものですが、ただ、極端に寿命が短い場合は、お手入れや保管の仕方など扱い方について一度見直してみる必要があるかもしれません。

・ルースキューティクルやささくれ、サイドの角質以外の箇所に使用している
・カットする際、力を無理にかけている
・乱暴に置くなど衝撃が加わるような置き方をしている

これらは一例ではありますが、刃を傷めたり、かみ合わせが悪くなったりと、切れ味が悪くなったと感じさせる原因になります。キューティクルニッパーはデリケートなので、取り扱いに注意しないと、切れ味を悪くしたり、寿命を極端に短くしてしまうことに繋がります。

どんな風にお手入れして保管すればよいのか

使用後は洗浄、消毒を行いしっかり乾燥させます。エタノールなどが付着している状態ではサビの原因になる恐れもあります。

刃の開閉部分の隙間やカシメ部分にオイルをさし、数回開閉して馴染ませます。実はこのオイルは意外と大事で、オイルをささずに使用すると摩擦によって可動部が摩耗してしまいます。その結果、軸が緩んでしまい、刃がズレて合わなくなります。

キャップをしてニッパーケースなどに入れて保管します。繊細な刃先はちょっとした衝撃でも曲がってしまう恐れがあります。ちなみにキューティクルニッパーのキャップは問屋さんでも販売されているので、一度見てみると良いでしょう。

どれだけ大切に扱っても、使用していると磨耗は避けられません。そんな時は一度まず研ぎに出してみるのも良いでしょう。キューティクルニッパーの購入は値段も安いとは決して言えません。長く使えるように再度扱い方を見直してみてください。

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