クレイジェルとは
クレイジェルとは
みなさんはクレイジェルをご存じですか?100均でも売られているこのクレイジェル、どのようなものなのか、その使用方法についてみていきたいと思います。
クレイジェルとは
クレイジェルとは、かなり固い形状で、粘土のようにこねて好きな形を作ることができるジェルのことを言います。
さまざまなメーカーから色々な名前で発売されており、「粘土ジェル」「グミジェル」「3Dジェル」「ソリットジェル」などと呼ばれることもあります。色はクリアやホワイトをメインに、様々なカラーが発売されています。
以前は立体的なアートと言えば、アクリルパウダーとリキッドを筆先に取って作っていくアクリルアートが主流でした。
アクリルはパウダーとリキッドが混ざると硬化が始まってしまうので、固まる前に形を形成していく必要があり難易度の高い技術です。実際、アクリルはネイリスト技能検定試験の1級の内容になっています。しかしクレイジェルはライトに入れるまでは、粘土を操るようにコネコネしながら好きな形にできるため、立体的なアートがぐっと身近なものになりました。
クレイジェルでできること
クレイジェルはでどのようなことができるのでしょうか。
主に2つの使い方があります。
ネイルパーツの形成
粘土のような硬さを活かして、ゆるめのテクスチャーのジェルではできないようなデザインを作ることができます。
指輪に見立てたリングネイルや、チェーンのようなデザイン、あとはネイルパーツ自体をクレイジェルで作ることもできて、かなりデザインの幅が広がります。
ネイルパーツの接着
大きいネイルパーツやVカットストーンなどはゆるめのジェルだとうまく接着できないことがあるので、クレイジェルを使って固定することもあります。
あると便利な道具
クレイジェルを使ったアートをする際にあったほうがいい道具をいくつかご紹介します。
・シリコンスティック
・スパチュラ
・クッキングシート
・エタノール
クレイジェルは粘度が高くくっつきやすいので、シリコンスティックで扱うとやりやすいです。
クレイジェルをこねたり伸ばしたりするのにクッシングシートを敷いておくとくっつきにくく作業がしやすいです。
ジェルを取り出す時にはスパチュラを使いましょう。
注意点として、直接手で触ってこねたり伸ばしたりするとアレルギーを引き起こす可能性があるので、必ず道具を使用するようにしてください。
使う道具にクレイジェルがくっついてしまう場合は、エタノールをつけるときにくくなって扱いやすくなるので試してみてください。
クレイジェルの使い方
基本的にクレイジェルはデザインのひとつとして使用するので、ベースジェルやカラージェルを塗布して硬化した上に乗せていきます。
必要な量のクレイジェルをスパチュラで取り出す
クッシングシートの上に乗せ、シリコンスティックで成形する
成形したジェルを爪の上に乗せる
シリコンスティックで調整する
ライトで硬化する
粘土のように様々な形を作ることができるクレイジェル。硬化した後にミラーパウダーを擦ってアクセサリー風にしたり、カラージェルを混ぜて成型してお花やクマなどのネイルパーツを作って爪に乗せたりと使い方次第でデザインの幅が広がるので、色々と試してみるのも楽しいですね。