爪の黄金比
爪の黄金比
顔のバランスなどを表現する際に、「黄金比」という言葉は聞いたことがありませんか?顔のパーツの位置や大きさが整っていてバランスが良いと美人に見え、黄金比を意識してメイクをしているという方もいらっしゃると思います。ただ、黄金比はネイルにもあるってご存知ですか?
黄金比率とは
そもそも黄金比率とは、人間が最も美しいと感じるもので、発見されたのは古代ギリシャに遡り、数学的な比率です。ちなみに円周率のように、無理数として知られており、無限に続く数字です。
そして、その気になる黄金比率は… “1:1.6”
この比率は、建築やデザインなど幅広いところで使われていますが、身近なものでも用いられており、名刺やクレジットカードがそのひとつです。
爪の黄金比
爪の黄金比はと言うと、重要なのは「爪の高さ(カーブ)と爪の幅」のバランスです。
ネイル全体を見た時に爪の高さ(カーブ)と幅が1:1.6の比率になるのが理想です。爪の高さは、カーブの一番高い位置から左右の爪のカーブの最も低い位置を結んだラインまで垂直に結んだ距離のことで、これを1とします。そしてこの時、爪の幅が1.6の比率になると最も美しく見えるということになります。
手全体もキレイに見せたい
ただ、爪がキレイに見えるのも良いですが、やっぱり手全体もキレイに見せたいと思いませんか?手先をキレイに見せたいという場合は、爪だけで見るというよりも手全体のバランスを考えることがポイントになります。
手全体で黄金比を考えた場合は、手のひらと指先から指の付け根までの比率が“1:1”となるのが理想です。1:1にならないという場合でも、爪の長さでカバーするのもひとつなので、意外と簡単に黄金比に近づけることができるかもしれません。長さは出したくないという方もいらっしゃるとは思いますが、手のひらに対して指先が1に満たない場合は爪の長さを長く、反対に指の方が長い場合は、爪の長さを短くするとバランスが良く見え、手を美しく見せることができます。
フレンチネイルをする際でも爪先の部分は黄金比を意識してデザインするなど、実は黄金比を意識して施術をする方も少なくありません。デザインにもこだわりたいですが、それと合わせて手全体の黄金比を意識してみると、満足度も上がるかもしれません。きっと更にネイルの楽しさの虜になってしまいますよ。