足の爪の形はスクエアオフに
足の爪の形はスクエアオフに
夏が近づくとサンダルを履く機会が増えますが、あなたは足の爪をどのような形に整えていますか?
実は足の爪の形はスクエアオフが良いって知っていましたか?正しい爪の切り方は四角い形に更に角を少し丸くした形に切ることです。爪の長さは指と同じ程度の長さを目安に整えると良いでしょう。また整える際はやすり(エメリーボード)を爪に対して垂直にあてることがポイントです。もし爪切りを使うという場合は、先端がまっすぐになっているものを選ぶと良いですよ。
でも、なぜ足の爪はスクエアオフが良いのでしょうか。ここではポイントを2つ挙げます。
①足の爪は私たちが歩くための重要な役割があるから
足の爪は体のバランスを保ちスムーズに歩くために必要なものです。足の指の骨は先端まではなく途中までしかないので、爪がないと指の腹に加えた力をしっかり跳ね返すことができません。そのため、足の爪をある程度でも残しておく必要があります。ただ、だからと言って長ければ良いというものではありません。長すぎる場合、歩いた時に爪に負担がかかりやすくなるので爪が割れやすくなってしまいます。
②巻き爪対策になるから
そしてもうひとつ、巻き爪対策。巻き爪とは爪全体が巻くように変形している状態で爪が皮膚に食い込み炎症を起こしている状態です。主に原因としてスポーツなどで親指に負担がかかってしまった場合や外反母趾によって歩く際に負担がかかってしまった場合、またつま先の細い靴を履いたり足に合っていない靴を履いてる場合などが挙げられます。ですが、爪の切り方も原因のひとつになる大事なポイントです。
足の爪の短くしすぎ(深爪)や爪サイドの角の取りすぎ(バイアスカット)は、皮膚が爪を支えることができません。そのためだんだんお肉が盛り上がっていき、爪の縁が食い込んでしまいます。そして盛り上がったお肉の圧力によって爪の巻く力も強くなるので、巻き爪に繋がってしまうことになります。更に爪が皮膚を傷つけてしまうと、靴の中で雑菌が繁殖し、炎症に繋がる場合もあります。
爪を整える際は形や長さにはもちろん気をつけたいですが、爪の長さは長すぎても短すぎても爪の中にゴミが溜まってしまうので、残念なことにそれが原因で足のニオイにも繋がってしまいます。足のトラブルを招かないようこれからは足の爪を整える際はぜひ爪の形・長さを意識するようにしてみてくださいね。