子どものネイルについて
子どものネイルについて
『最近、子どもがネイルに興味を持ち出した!』
『お休みの時だけやってあげても大丈夫?』
『マニキュアは子どもにも安全なのかな?』
ママがネイルをしていると興味をもつお子さんもいますよね。お子さんがネイルに興味を持ち始めたら、ネイルについてママがしっかり調べておきましょう。ここでは、子どものネイルについてみていきたいと思います。
大人用のネイルが子どもに与える影響は?
大人が使う一般的に売られているマニキュアやジェルを子どもにやってあげても大丈夫なのでしょうか?考えられる影響をみていきます。
※アレルギーを引き起こす可能性がある
一般的なマニキュアやジェルネイルには、アレルギーを引き起こす可能性のある成分が含まれています。これは子どもだけでなく大人でも同じで、アレルギー物質が肌に触れるとトラブルを起こしてしまいます。子どもの皮膚や爪は発達段階なので、大人に比べて薄くて敏感です。そのため大人よりも刺激に弱く、かぶれや赤み、ただれなどを起こしてしまう可能性が高くなってしまうのです。特に安いマニキュアなどは、どんな成分が使用されているか明確に表記されていないものもあるので、あまり使用はおすすめできません。
※ネイルをオフするための溶剤の刺激が強い
マニキュアやジェルを落とす際に使う溶剤には「アセトン」を含んでいるものが一般的です。アセトンは揮発性が高く、刺激の強い成分が蒸発することでツンとしたにおいを発します。このにおいや成分で、目の痛みやめまい、頭痛、吐き気などを引き起こす可能性があるため、子どもへの使用は控えた方が安心です。
子どもにOKなネイルは?
それでも、子どもにねだられたら…。子どもにも安心なネイルをご紹介しますので、参考にしてみてください。
○キッズマニキュア
最近では、有害物質を抑えたキッズ用のマニキュアが登場しています。安全に使用できるマニキュアには、次のようなものがあります。
・除光液を使わずに落とせる
→水やお湯、石鹸で洗うことで落とせたり、優しく剥がして落とせるものなどがあるため、アセトンの刺激に触れる心配がありません。
・天然成分で作られている
→水をベースにした水溶性のマニキュアや、貝殻の粉末から作られた顔料を使用したものなど、アレルギーの原因ともなる有害物質を抑えた商品も出ています。
キッズネイルの対象年齢を見てみると、早くて3歳から、多くは6歳からとなっています。
○ネイルシール
まだマニキュアは使わせたくないという場合でも、好きなシールを貼るだけで可愛く変身できます。シールなので有害物質も発しませんし、爪への負担も少なく安心です。まずはシールからネイルデビューしてみるものいいですね。
まとめ
子どものネイルへの興味や好奇心は大切にしたいですよね。キッズネイルと、大人用に作られたネイルは成分が大きく違います。アレルギーや健康を損なうことがないように、キッズネイルを使う際も成分や使用方法などを確認して、安心安全なものを選んでくださいね。また、キッズネイルでも肌に合わない場合がありますので、異常が出ないかしっかり見守りながら使用しましょう。