ファイルの種類
ファイルの種類
この機会にファイルの種類を覚えておきましょう
ネイルの施術をする際には必ずと言っていいほど使用するファイル。ネイルを始めようと道具を揃える際、いろんな種類があってどれを選んでいいか迷ったという方も中にはいらっしゃるかもしれません。いろんな種類があるように見えますが、ファイルの種類は大きく4種類に分けられます。使用する目的も違うので、この機会に覚えておくと良いでしょう。
ファイルの種類
- エメリーボード:
基本的に自爪に使うことが多く、爪の形や長さを整える際に使用します。 - ウォッシャブルファイル・ゼブラファイル:
人工爪を削ったり、ジェルを塗る前のサンディングなどに使用します。 - スポンジファイル・スポンジバッファー:
爪表面を滑らかに整える際などに使用します。 - シャイナー:
ツヤを出すのに爪表面を磨く際に使用します。
そうは言っても、いろいろあって違いがよくわからない…
それはもしかすると、表面に書かれた数字にあるかもしれません。
これはグリット数で目の粗さを表しています。数字が大きいほど目が細かく、小さいほど目が粗いです。そして目が粗い方がたくさん削れます。ファイルによっては180/220Gなど数字が2つ書かれているものもありますが、これは片面が180G、もう片面が220Gというように表裏でグリット数が異なっています。手で触って比べてみると表裏ザラザラした感じの違いがわかるかと思います。
そして、施術をする際はこれらのファイルの種類とグリット数を目的によって使い分けます。ジェルネイルをオフする際は少し目の粗い100G前後のウォッシャブルファイルを使用したり、自爪を削る際は200G前後のエメリーボードを使用するというような感じです。他にもグリット数だけを変えながら同じファイルを使用して仕上げていくというような使い分けもあります。例えば、表面を磨く場合は目の粗いファイルから目の細かいファイルに変えていくことで凹凸のない滑らかな仕上がりにしていくことができます。
ただ、ファイルを使い始める際には気をつけてほしいことがあります。
それは面取りをするということです。面取りをせずに使用すると、皮膚を傷つけてしまう恐れがあります。
やり方は簡単で、ファイルを2本用意してファイルの側面の角をもうひとつのファイルで削るだけです。目安は触って滑らかになる程度まで削ると良いでしょう。道具を最近揃えたという方は新品のファイルを使って行うと良いですが、今後は古くなったファイルを使って新品のファイルの面取りを行うと良いです。そしてこれはシャイナー以外全てのファイルに行うようにしてください。
ファイルの形も種類がいくつかありますので、使い比べて自分の使いやすい形もぜひ見つけてみてください。