子どもの爪について
子どもの爪について
子どもの爪の特徴について
子どもの爪に普段大人が使用しているネイル用品を使うことは良くないと言いますが、それは子どもの爪がデリケートだからです。今回は子どもの爪の特徴についてご紹介します。
子どもの爪というのは、薄くて柔らかいのが特徴
子どもの爪というのは、薄くて柔らかいのが特徴です。そのため新生児の爪のトラブルは、爪が裂けてしまう、割れてしまうということがあります。でもそれよりも多いのが、爪の角が立って反り返ってしまうスプーンネイルです。
ただ、スプーンネイルと言っても成長とともに自然に解消されることがほとんどです。
痛みや赤く腫れているなどの症状が出ていない場合はあまり気にする必要はありませんが、ハイハイが始まる頃からよく見られる症状で、ハイハイやつかまり立ち、歩くなどによる爪への負担が原因とされています。爪が薄いと肌を傷つけてしまいやすい状態なのですが、爪が反って外側に爪の端が向くことでより肌を傷つけやすい状態になります。
そのため、普段から元気いっぱいに活発に動きまわる子どもにとって、日頃のケアは大事になります。そのケアの方法を例として2つ挙げますので参照にしてください。
保湿
スプーンネイルの原因は爪の水分不足ということも多いのですが、赤ちゃんの爪はそもそも水分が少なく大人よりもより乾燥しやすい状態です。保湿は大人でも必要なケアですが、指1本1本しっかり保湿剤を塗ってあげるようにしましょう。もちろん足も忘れないようにしてください。
爪はこまめにカット
子どもは代謝が良いということもあり、大人に比べて爪が伸びるスピードも速いです。爪が伸びると肌を傷つけやすくなるということに加え、割れやすくなるためトラブルの原因にもなります。そのため、爪のケアは大人よりもこまめに行う必要があります。赤ちゃん用のケア用品がいろいろ販売されているので、それを活用すると良いですが、角が残らないようにしてあげましょう。
少し成長した小学生くらいの子どもの場合は、どこかにぶつけて爪が割れてしまったり、爪を噛んでしまうという症状が出てくることもありますが、たとえ成長に合わせて爪がだんだんしっかりしてきてもトラブルはつきものです。大人のケアと変わらない部分もありますが、先ほども言ったように子どもの爪は大人よりもデリケートなため、こまめなケアや状態をチェックしてあげることが必要です。