年齢による爪の変化

年齢による爪の変化

年齢を重ねてくると、お肌のハリやたるみ、しわやしみなどがだんだん気になってくるものですよね。目に見える部分は特に気になりますが、実は爪も少しずつ変化しているのはご存知でしたか?

例えば…

・爪が硬くなる、厚くなる
・爪の縦筋が目立つ
・爪の伸びるスピードが遅くなる
・爪トラブルが増える

少し詳しくみてみると…

爪はお肌と同じように、赤ちゃんの頃は細胞が潤っていて爪も薄くてなめらかなのですが、大人になるにつれてだんだん硬くなっていきます。というのも、爪には通常約12〜16%の水分が含まれているのですが、年齢を重ねてくると徐々に水分保持力が失われていきます。そしてそのこともあって、爪表面にも縦筋が見られるようになってきます。爪の水分量が減り乾燥することによって、若い頃は目立たなくても年齢を重ねると縦筋が目立つようになるのです。

爪が伸びるスピード

爪が伸びるスピードは季節などの状況によっても異なりますが、1日約0.1㎜です。
ただ、実はそのスピードも年齢によって変化していて、20歳前後をピークに爪が伸びるスピードも緩やかに遅くなるといわれています。これはターンオーバーに関係があります。若いうちは、細胞の働きが活発で新陳代謝も良いので、ターンオーバーも早く、それに伴って爪が伸びるスピードも速いです。ですが、逆に年齢を重ねていくとターンオーバーの周期が遅くなるので、爪が伸びるスピードも遅くなってしまうのです。

爪が厚くなることも

更に年齢を重ねると、爪が厚くなることもあります。爪の水分量が減り、乾燥して弾力性を失うことで厚みが出てきてしまいます。これは、手よりも足の爪に多く見られ、長年足への負担や圧迫されたことで厚くなることが多いです。70代や80代に多く見られるのも特徴です。

大事になるケアはやっぱり“保湿”

そこで大事になるケアはやっぱり“保湿”です。“水分量が減る”と何度も言われてピンときた方もいらっしゃるかもしれません。あるいは「また保湿か~」と思った方もいらっしゃるかもしれません。でも、健康な爪を育てる際にも爪トラブルを防ぐ際にも誰にでも必要になるケアで、それだけ大事なケアと言えます。

難しいケアではないのでぜひやってみてほしいものですが、それに合わせて、洗い物をする際はゴム手袋をするというような乾燥から守る工夫をするのも良いでしょう。

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