マニキュアとジェルネイルの違いとは?

マニキュアとジェルネイルの違いとは?

ネイルサロンでは2000年に入ったころからジェルネイルの人気が増し、ネイルサロンの主力メニューとなってきました。また、ネイルサロンに通わないセルフネイラーの間でもジェルネイルを楽しむ人が増え、ジェルネイル人気がますます加速しています。
その一方で間違えた施術方法やメンテナンス方法のせいで「ジェルネイルで爪が薄くなった、傷んでしまった」というマイナスイメージも出始めています。
そのため、“マニキュア派”の方もまだまだ多くいることでしょう。そもそもマニキュアとジェルネイルは何が違うのでしょうか?それぞれのメリット、デメリットをお話ししたいと思います。

マニキュアってなに?

正式な呼び方は「ネイルポリッシュ」「ネイルエナメル」などと呼ばれています。

マニキュアの成分は、工業用などのラッカー塗料とほぼ同じで、アクリルやニトロセルロースなどの合成樹脂を着色し、酢酸ブチル、酢酸エチルなどの有機溶剤で溶いたものです。

空気に触れることによって、有機溶剤が揮発し爪の上に膜を張ります。
ですので、あの独特な臭いは有機溶剤の臭いだったのです。

マニキュアのメリットは?

有名化粧品メーカーからも発売されているため全国の百貨店やドラッグストアでも簡単に手に入れることができます。
最近では100均でも販売され安価な値段で購入することもできるようになりました。

また、塗るときも地爪を削ることなく塗ることができるので爪を痛めず楽しむことができます。

オフをする際も除光液で簡単に取ることができるので、短期間しかネイルができない方にも最適ですし、色替えなども簡単に行うことができます。

マニキュアのデメリットは?

マニキュアを爪に塗ってから完全に乾燥するまでに半日はかかると言われています。
ですので、塗った後は乾燥するまで手を使うことができません。乾いたと思っていてもぶつけてしまうと傷がついてしまったりと、気を付けなければいけません。

オフがしやすいのが特徴になりますが、逆に持ちは約1週間程度。
水仕事や手先を使うことが多い方は、持ちが悪く1日で爪先部分が剥がれてしまう…なんてこともよくあります。

また、有機溶剤の独特な臭いが苦手で気分が悪くなってしまう方もいます。
マニキュアを使用するときは、換気をしっかりとしましょう。

ジェルネイルってなに?

ジェルネイルは、ジェル状の合成樹脂を紫外線や可視光線を当てて硬化させるものを言います。決まった周波数の光に当てないと固まらないので、使用する場合は専用のライトが必要になります。

ジェルネイルのメリットは?

ジェルネイルの最大の特徴は持ち、強度、ツヤです!持ちは約3週間~1か月程度持ち、きれいな光沢が長続きします。

マニキュアに比べると厚みが出せるので、水仕事が多い方や爪先をよく使う方、爪が薄くすぐに折れてしまう方は、爪の補強としてジェルネイルをつける方も多くいます。

また、ライトに当てて固めながら施術をしていくため、マニキュアのように乾くまで時間がかからず、すぐに手を使うことができます。

ジェルネイルのデメリットは?

爪の強度を出すことができる反面、オフをするのに時間がかかります。
オフをする際はジェル表面を少し削り、傷をつけたあとに専用のリムーバーで少しずつ溶かしながらオフをしていきます。

この時に無理に剥がしてしまったりすると爪表面の層を一緒に剥がしてしまい爪が薄くなってしまう原因になります。

そして、持ちは良いですが剥がれないからといって長期間ジェルネイルを付けたままにしてしまうと感染症(緑膿菌感染:グリーンネイル)になってしまう場合もあるので、3週間~1か月で必ずメンテナンスをするようにしましょう。

マニキュアもジェルネイルもそれぞれのメリット、デメリットがあります。短期間で手軽にネイルをしたい!という方にはマニキュアを。爪が薄くてすぐに割れてしまう、きれいなネイルを長続きさせたい!という方はジェルネイルを。それぞれの違いを知ってもらい用途にあったほうを選びネイルを楽しみましょう。

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