ネイリストとして大切なこと

ネイリストとして大切なこと

最近では、ジェルネイルが一般の方にも広く知れ渡り、ネイル産業は成長を続けています。そして2014年4月には日本標準産業分類(総務省)で「ネイルサービス業」として登録され、ネイリストという仕事が確立されました。ネイルサロンでのジェルネイル施術の需要が増えている一方で、問題も多く報告されるようになりました。ネイリストは美容師や理容師などと違い国家資格ではないため、免許はいらず施術は誰でもできます。しかし、安易に施術することによって多くの健康被害や事故が報告されるようになってきました。

ネイルサロンに美容院に行く感覚で通うことが定着してきた今、ネイリストとして大切なことを紹介します。

苦労をやりがいに変える

ネイルスクールを卒業してまず乗り越えなければいけないのが接客です。ネイルスクールでは基本的な施術方法を学ぶので、すぐにお客様を担当することはほとんどありません。一般的なネイルサロンでは、アシスタントとして備品などの補充や掃除に始まり、先輩ネイリストの手伝いでジェルオフやプレパレーション(ジェルを塗る前の下準備)までを担当することが多くあります。

検定などで慣れたモデルさんの手ではなく、初めての爪への施術でやりにくさや、時間に追われ苦労をすることも多々あります。最初はうまく接客もできずに落ち込む人も多くいます。

しかし、ネイリストはコツコツと努力を重ねることが大切で、めげずにスキルを磨き1日でも早く1人前になれるように向上心を持って頑張りましょう。

ネイリストの一番のやりがいは「お客様に喜んでもらえること」。初めて担当したお客様から感謝の言葉をもらった経験をすると苦労してきたことが「やりがい」に変わります。結婚式やお客様の大切な日に携わることができるのもネイリストとしてのやりがいの一つです。

ネイルのスペシャリストになること

ネイリストは技術だけではなく接客、デザインセンス、知識など多種多様なスキルが求められます。例えば爪の悩み(例:割れにくくするには? 乾燥を防ぐには? 爪が変色してるけど病気?)など色々な不安を質問してくるお客様もいます。技術やデザインセンスは良いけど、相談に乗ってくれないと信用がなくなりお客様が離れてしまう場合もあります。

そういったネイルの知識も勉強をし続けたり、流行りのアートや流行色などにも目を光らせておかなければならないので
“ネイルに対しての愛情を持ちつづける”ことが大切なのです。

これからネイリストを目指す人は技術だけでなくネイリストとして必要なスキルを少しずつ勉強していくようにしましょう。すでにネイリストとして活躍している人も初心を忘れずに改めて考えてみると良いかもしれませんね。

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